このトピックを読むあなた
おそらく自分の人生・考え方を見直したい方だと思います。
そんなあなたにこの本を読んでもらうことで
少しでも支えになればと思います。
1. 初めに
たとえ周囲の人からは、あなたの勉強・仕事が順調に進んでいると思われている場合でも、
自分の中では納得がいかず
「こうしないといけない」
「こうであるべきだ」
「いつも私だけ~」
といった極端で頑固な考えをしてしまうことはあると思います。
その考え方のために、結果的に苦しい思いをされている方も多いです。
そんな中精神的に追い詰められ、ついにはうつ病に罹ってしまう人もいます。
※私もそんな中の一人です。
そんな極端な考え方を見直し、
柔軟な考え方を身に着けるのに便利なのが認知行動療法です。
これはうつ病の治療の一環として使われるものですが、
・学校や会社などの生活でうまくいく考え方を身に着けたい
・自分の考え方を見直したい
・ストレスを軽減する考え方を探したい
・うつ病の再発リスクを減らしたい
という悩みを持っている方にも認知行動療法は使えると思っています。
2. 認知行動療法とは
そもそも認知行動療法とはなんぞやという人のために簡単に説明します。
生活において、精神と身体は以下の5つでつながっています。
・環境 :外界からの出来事
・思考 :環境に対する考えかた
「○○しなければよかった」「○○してよかった」など
・気分 :感情 後悔や幸せなど
・身体反応:体に出てくる症状 身震いや汗をかくなど
・行動 :体に出てくる行動 涙を流すや嬉しくてはしゃいだりするなど
これら5つは以下のようにつながっており、
環境は思考に影響を及ぼすことがおおく
思考、気分、行動、身体反応は相互的に作用します。
例えば、夜道に迷ったら(環境)、
暗闇からお化けでてくるのではないか (思考) と思い
怖いという感情 (気分) になり、
身震い(身体反応) して、動けなくなる (行動) かもしれません。
このようにこれら5要素はすべて密接につながっています。
そこで役にたつのが認知行動療法です。
思考を変えることで他の要素も変えていくことを行っていきます。
夜道に迷っても、お化けなんて出てこないと思えば怖くないと思えるようになるといった感じです。
3. オススメの書籍
そんな認知行動療法の入門編としてわかりやすい本を紹介いたします。
単行本
大野 裕 先生が書かれている「こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳」です。
作者の大野 裕 先生は
認知療法の第一人者ということで、あの皇后雅子様の精神病にも携わっていたと聞いております。
そんな先生が執筆された本の中で優しめで入門編の本がこちらとなります。
この本の中では事例が豊富に書かれており、
どのようにして認知行動療法を行えばいいのかということが触れられると思います。
認知行動療法の右も左もわからない人にはうってつけの本です。
認知行動療法は自分の内面をえぐるような行為をするため、実践するのは辛くて簡単なことではないと思います。
でも実践できれば、必ず人生が豊かになると信じています。
今までの辛い日常から抜け出すの一歩になるような一冊になるといいです。