http:// https://ototoy.jp/news/94118より引用
「うつ病の人はポジティブな曲を聴けば治るだろう」
この認識は間違いだ。
私がうつの時には
・元気が出る曲、
・ポジティブな曲、
・テンションが上がる曲
こんなのは聴く気もしなかった。
なにが「ガッツだぜ」だよ。
こっちはガッツ出せないから休んでるんだ。
また映画「モテキ」には
「弱っている時に聴くアイドルソングは麻薬」
という名言があるが、こんなのもクソくらえ。
弱ってるとき、うつな時に
「日本の未来はWow Wow Wow Wow」とか
「未来はそんな悪くないよ」なんて歌われても
私には関係ないし勝手に歌ってろって感じだ。
そんな偏見まみれで、ひねくれた私でも
たった一つだけ心に響いた本当の曲がある。
日向坂46 の JOYFUL LOVE。
もともとは「日向坂46」前身の「けやき坂46」の曲で
歴史がある歌。
この歌の歌詞を聴いて
僕は純粋に感動した。
というのもこの曲を聴くと
僕を支えてくれた大切な嫁の存在を思い出す。
大切な人がいるひとなら
本当に感動するから聴いてほしい。
僕の実体験と併せた感想。
まずは1番 Bメロね。
誰も生きてれば嫌なこととか
傷つくこといくつもあるよ
だけど君と出会ってから変わった
俯(うつむ)くより顔を上げた方が人生は楽しいんだ出典:日向坂46 / JOYFUL LOVE
うつになるほど私は嫌なことがあった。
けど「うつむくより顔を上げたほうが楽しい」こと。
それは嫁(君) がいたからこそ気づけたこと。
サビ。
どんな悲しみだって そっと包み込んでしまうよ
理由(わけ)なんか言わなくても すべてをわかってくれる
君がしあわせならば そう僕もしあわせな気がする
風が木々を揺らすように 笑顔は連鎖して行く出典:日向坂46 / JOYFUL LOVE
僕の悲しみ、辛さを嫁の優しさが包んでくれる。
そんな彼女といっしょにいるだけで幸せだ。
僕は仕事が全然できなくて毎日怒られていた。
でもそんなものは関係ないんだ。
幸せになるには嫁と僕が幸せであることなんだと
この歌に気づかされた。
2番Aメロ
本当のやさしさは してあげることではなくて
何(なん)にもしなくても 穏やかになれることだろう出典:日向坂46 / JOYFUL LOVE
これは特にうつ病のひとなら共感できる。
無理に構ってほしいと逆につらくなる。
ただ温かく見守ってほしいんだ。
だから僕は復職できたのかな。
ずっと難しく考えていた
痛みからの立ち直り方
ある日 君を見てるうちに気づいた
今日のことはすぐ忘れた方が 明日(あす)また楽しくなる出典:日向坂46 / JOYFUL LOVE
僕はずっとどうやったら
うつにかかってしまったのかや
うつが回復するのかを考えていた。
でもそんな過去にすがるのではなくて、
未来のことを考えたほうが絶対に楽しいんだと。
そんな思いやりには 僕はどう返せばいいのか?
辛いことあった時は理屈じゃ解決しない
君が微笑むだけで何だって許せてしまうんだ
まるで木漏れ日のように温かい気持ちになれる出典:日向坂46 / JOYFUL LOVE
こんな僕でも支えてくれた嫁には
僕はどう思いやりを返せばいいのか
昔ははっきりとわからなかった。
でもこの歌は
大切な人が笑顔なだけで温かい気持ち
だから僕が幸せにいることが
嫁に一番幸せを与えてることなんだと。
嫁のことを想いながら
この曲を聴くと、どうしても涙が出てしまう。
前を向くこと、嫁ちゃんと一緒に前を向くこと
それが一番大事だと感じさせる大切な曲。
ありがとう日向坂。
そんな曲を聴くにはこちらのCDアルバム「ひなたざか」を買ってほしい。
※すべてのアルバムに入っているよ。
ちなみに「ひなたざか」は
タイプB盤が好き。
カッコいい曲が多いから
ぜひ買ってほしい。
ちなみに、嫁は「アイドルにハマってる私」が嫌いなんで
この話ができないのが辛いところ。