まろブログ

脱オタしたので振り返りの意味を込めてなんか書くブログ

なぜ、マホトは元欅坂 今泉佑唯と結婚直後に転落してしまったのか。

DVで逮捕、結婚発表直後に未成年にわいせつバレ

そして事務所UUUMから契約解除で大人気Youtuberワタナベマホト。

へずまりゅう以来の逸材。 

 

「マホトはどうしてこんな人間になってしまったのか?」

 

そんなことを考えているとき、ふと頭の中に一冊の本が思い出した。

「ケーキの切れない非行少年たち」である。*1

  

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)
 

 

 

 1. ケーキの切れない非行少年とは

 本書のうち、マホトに関係しそうな部分のみを抽出して記載する。

 

この本は医療少年院に入ってくる人に焦点を当てている。

丸いケーキをきれい3等分に切れない人、知的に障碍がある人が少年院に多くいるという。

 

本著書ではそんな知的障碍者の少年に共通する特徴は以下であるといっている。

1. 認知機能の弱さ

2. 感情統制の弱さ

3. 融通の利かなさ

4. 不適切な自己評価

5. 対人スキルの弱さ

引用:「ケーキの切れない非行少年たち」より

 

後で説明しているが、マホトに関わりそうなのは「認知機能の弱さ」「不適切な自己評価」である。

 

1-1. 認知機能の弱さ

認知機能とは視覚や聴覚、言語理解力や想像力を使って周りの出来事を認識・判断することである。

認知機能が弱いと見たり聞いたりする力が弱いと物事が歪んで見えてしまったり、考える力がなかったりする。

歪んで見えたり、考える力が弱いと不適切な言動をしてしまう。

 

考えを改める方法として認知行動療法がある。*2

ただし認知行動療法は認知機能に問題がないことが前提である。

 

認知機能がないと根本的に悪いことを悪いと認識したり、反省できないので考えを改めることすらできない。

 

 

1-2. 不適当な自己評価

自己評価とは等身大で客観的に自分を見つめることである。

自己評価力がないと、自分のことを棚に上げて他の人を馬鹿にするといった不適切な行動をする。

そして自分を見つめることもできないので、自分を変えたいといった動機づけも生じない。

変えたいと思わないので努力もできない人間になってしまう。

 

自己評価を行う上で必要なのは適切な情報収集力・客観的にみることである。

すなわち認知機能がここでも必要になる。

認知機能がないと自己評価力を向上させることすらできないのだ。

 

認知機能があることが前提だが、

自己評価力を鍛える方法は他者とのコミュニケーションを行うことだ。

コミュニケーションでは、話したり行動したりするうちに「これは喜ばれることだ」「これは悪いことだ」という自己を見つめる機会ができる。

そのため、自己評価力を伸ばすことができるようになる。

 

1-3.社会における問題点

認知機能や自己評価力がないと社会的に生きづらくトラブルばかり起こしてしまう。

結果として犯罪を犯す人が出てしまう。

 

特に性の問題は顕著である。

「適切な相手と適切に行いなさい」と伝える必要がある。

適切な相手って何?適切に行うって何?って思うような認知機能がない人に性の問題を伝えることはできない。

 

厄介なことに、見た目からは認知機能や自己評価力が欠落していることを見分けることはできない。本来は保護や支援すべき障碍者だとしても。

 

そのため、欠落している人が問題のある行動すると、どうしてそんなことをするのか周りの人は理解できないだろう。

ましてや、やる気や努力不足だと罵られてしまうかもしれない。

まさに社会から忘れられた障碍者である。

 

この本では、子供の早期発見と支援が重要だと書いている。

早期に能力の欠落があることを発見して、支援することが重要である。

能力が欠けていることを自分自身で気づくように支援することが必要だとしてこの本は締めくくっている。

 

 

2. ワタナベマホトとは

ここからはワタナベマホトに焦点を当てる。

彼は中学の時、ニコニコ動画に投稿し始めた。

ただその時は罰ゲームで投稿したという。

動画内容としては日常を切り抜いたものであり楽しく投稿していた。

 

そして高校に進学するも成績が振るわず中退。

そんな中も動画投稿は続けて、セミを食うなどした体を張って動画を投稿するようになる。

*3

そして人気YouTuberになる。

 

だけど私生活はズタボロで、以前は飲酒で悪酔いし交際女性を殴る蹴るの暴行をして逮捕。

そして半年謹慎を行った。

 

その謹慎が終わったあと、今度は元欅坂の今泉佑唯と子供を作り、婚約発表*4

婚約発表後、他のYouTuberに未成年に対しわいせつ写真を送るように要求していたことがバラされる。まさかの今泉佑唯との交際中の出来事だ。

 

その暴露が決定打となり、とうとうUUUMを首になる*5

  

なんとも波乱万丈な人生である。

 

というか、暴行した時点で首にしろよUUUMよ。

 

やはりYoutuberは無法地帯で品がない。 

 

 

3. 社会から忘れられた非行少年とワタナベマホトの共通点 

では共通点を探っていきたい。

冒頭の「マホトはどうしてこんな人間になってしまったのか?」の解答はこうだ。

こんな人間に"なってしまった"ではなく"元々こんな人間であった"が答えだ。

 

つまり”生まれつきワタナベマホトって頭足りていない”

今回のわいせつや暴力事件を悪いことや罪だと認識できてない。

 

そりゃ悪かったり、悲しむ人がいることを自覚していれば治しようがあるけど

わからなければ反省しようがないよね。

 

反省できないのは認知機能と自己認識力の欠如によるもの。

 

認知機能がないので、未成年へのわいせつ行為や暴力行為が悪いと認識できない。

だから性欲のままに動いて、結果として悪いことをしてしまう。

 

そして自己認識力が元々ない。

自分を客観的に見ることができない。

 

更に自分を客観的に見ることのトレーニングもしていない。

普通は集団生活の中で自己認識力を築き上げるものだが、Youtubeという村社会にいたため、社会というトレーニングする機会すら失ってしまった。

 

まともな知能、すなわち認知機能があれば過ちを認めて反省できるが、自分の異常さに気づかずにYoutuberになってしまったマホトは治しようがない。

本来は社会で助けてもらうべきだった人だったのにYoutuberになって大金を稼いでしまった。残念な話である。

 

Youtuberでなく、社会にもっと出ていれば、会社で生活していれば犯罪を防げたかもしれない。(それか刑務所で暮らしていて社会に出られないということもあり得る。)

 

その上Youtuberの拝金主義が追い打ちをかける。

悲しいことにマホトの周りには、金目当てや売名目当てのYoutuberしかよってこない。誰もマホトを助けようとしている人はいない。

 

このYoutuberの発言なんかまさに売名行為である。

 

本当にマホトのことを思っていたなら、こんな発言できないよ。

一番やるべきことは彼に反省を促すことだよ。 

 

そんなこんなでマホトは誰にも注意や指摘を受けることはなかった。

マホトの異常さ・認知能力のなさを他のYoutuberは指摘することはできなかった。

お金や人気には恵まれたけど、そんなことに囚われて大切なことを教えてもらわなかったね。

  

マホトの事件は、本来は社会に出るべきでなかった人が、Youtuberとして上手く行ってしまった悪例である。 


Youtubeと言う村社会、ネットの拝金主義が彼を異常さを隠してしまっていた。

 

 

4. まとめ 

本来は子供のときや、社会に出てマホトは能力の欠如を自覚すべきだった。

ただ、気づかずに育ってしまった。

自分自身がおかしいということをマホトは思わなかった。

そして周りのYoutuberも、彼が異常だとわかりつつ、お金や売名目当てでヨイショしていた。

 

最後にワタナベマホトをかばっている信者やYoutuberへ。

マホトは異常だ。

お願いだから、これ以上犠牲者を出す前に君たちがマホトの異常さを気づかせて救ってやってくれ。

 

 

にゃにゃにゃの本~YouTuber・ワタナベマホトと猫たち~

にゃにゃにゃの本~YouTuber・ワタナベマホトと猫たち~

  • 作者:UGC企画課
  • 発売日: 2016/11/19
  • メディア: 単行本
 

 

*1:以前感想を書いたのでそちらも読んで欲しい。

marokoron.hatenablog.com

 

*2:詳しく知りたい方はこちら

marokoron.hatenablog.com

 

*3:マホトの代表作みたい

www.youtube.com

 

*4:マホト批判(嫉妬)記事marokoron.hatenablog.com

 

*5:Yahooニュース

news.yahoo.co.jp