自分に自信のない人は生きるのがつらい。
そして、うつ病になってしまう人もいる。
そして僕も自己肯定感がない。
働いて仕事で怒られているうちに自信がなくなり
自己肯定力を完全に失い、うつ病にもなってしまった。
そんななか、色々なものに助けられなんとか復職することができた。*1
復職はできたけど、まだ全然調子が良くない。
自分に自信がないから生きててつらい気持ちは変わらない。
アドラー心理学を勉強したり、本を読んだりしたけども自己肯定感を完全に身につけることができなかった。
自分に自信がないので、少しのことでも自分を責めてしまったり、他人の機嫌や意見に左右されてしまったりする。
すごく生きにくい。本当に生きにくい。
自信を仕事で失ったので、仕事で自信をつけていくしかないのか。。
今の仕事はつまらないし、合わない。
頑張っても怒られるだけで報われない。
そんな辛い仕事の中で自信なんて身につけることができるとは思えない。
転職でもしたほうがいいのかなとぼんやり考えるようになっていた。
そんななか、仕事中(テレワーク中) 動画をラジオ感覚で聴いていた。
ひろゆきの配信は、彼に訊きたいことがある人がスパチャをして質問する。
そしてそれにひろゆきが回答するといった流れだ。
ひろゆきは僕とは違う人種だ。
僕だったらもっと重く真面目に答えるんだろうなと思う質問でも軽めに回答していく。
そんな価値観がすごく異なる人の回答が面白くて、つい夢中になってしまった。
そんな中、興味深い質問をしてきたリスナーがいた。
その内容は自己肯定感を高める方法について。
あっこれ、僕と同じことで悩んでいる人がいる。
すごく興味を持ち、作業の手を止めた。
話を聞くとこういった質問だ。
「他人の意見に左右されて落ち込む性格を治したい」
「自己肯定感を身につけるために、自己啓発本を読んでいます。」
「他人の意見で萎縮しない生活のほうが人生楽そうなのでコツがあれば教えてほしい」
これ、まさに僕だ。
他人の顔色を常に伺って辛い。
自己肯定感を身に着けたい。
他人の意見で萎縮しないようになりたい。
全部が全部自分に自信がないから起こることだ。
僕もとにかく自信を持ちたい。自信さえ持てばもっとうまくいくはずだから。
それに対して、ひろゆきの回答は耳を疑うものだった。
「小学生に対してマウンティングしてみてください」
この回答を聴いたとき僕はすごい笑った。
腹のそこから本当に笑えた。
だって僕がずっと悩んでいたことは
こんな簡単に、こんなくだらなく解決できるものなんだ。
具体的には
「小学生に対して、スマホゲーに廃課金して自慢してみてください。小学生に対して優越感がわきます」
たしかに周りが小学生で、自分が課金しまくってレアモンスターを自慢してたら自己肯定感も身につけられると思う。
更に続けて博之はこう語った。
「自分が得意な分野だけ戦ってください。自分が不得意な部分はできないのは当たり前」
「不得意な仕事は引き受けない。」
今まで僕の仕事の方法はすべてを引き受けて、全て勝たなければならないと思っていた。でもそれは違ったんだ。
この話を聞いたとき、僕は衝撃を受けた。
自分が勝てる仕事で勝てばいい。
自分が不得意な仕事では戦わず逃げる。
全部勝たなくていいと思ったとき、目の前の道が拓けるような気がしてきた。
さらにひろゆきは続ける。
「得意な分野ってのは、世界一になる必要はなく周りよりも少し得意になれば良い」
例えば、周りの偏差値が60のところで、偏差値50の人は自信を失う。
でも周りの偏差値が40のところでは偏差値50の人は自信がつくだろう。
なるほどなー。
すべての仕事ができる必要はない。
自分の得意な仕事を、周りの人よりも少し得意になる。
そして自信をつける。
こんな考えをしている人もいるんだ。
改めて僕は狭い価値観にいることに実感されられた。
そんなこんなでこれからは自分の得意な仕事を見つけたい。
でも得意な仕事ってそんなに簡単に見つかることは難しいから。
まずはやりたくない仕事を全力で避けよう。
そんな仕事はつまらないし、できたとしても達成感がないだろう。
そしてそのやりたくない仕事の反対には、面白くて得意な仕事が見つかるはずだ。
僕はそう信じている。
同じような話を林先生もしている。
どちらも大切なのは
周りよりちょっとできるところを見つける。
その得意なところで戦って自信をつける。
馬鹿らしいけどこんな考え方に出会えたのは幸運だ。
復職の中、辛い人生だけどちょっとだけ救われる道が出てきた気がする。