私はうつ病にかかってしまい、去年の 3月~11月まで休職していた。
だが、こちらの記事に書いてあるようなきっかけや物事の助けもあり復職できた。
でもそんな中、逆に休職中に余計なことをやったことで逆に落ち込んだり、イライラしたりしてしまうこともあった。
そこで今回はそんな余計なこと、休職中にやってはいけないことを書き出してみる。
休職中にやってはいけないこと
1. 意識高い系の動画を見る
元々意識高い系の動画は好き ( 盲信してるやつは見下してるが )なので、休職前からよくやっていたことだが、「マコなり社長」をよく見ていた。
例えばこんな動画。
でも病気になってから、よくわかったが、意識高い系動画は絶対に仕事と絡んでいる。
なので、うつになってからは職場のことを思い出してしまってマジで無理だった。
周りの人みんなこんな意識高い生活しているのかと思うと、自分が惨めに感じてきたし、無能な人に自分が当てはまるように聞こえて苦しかった。
※このことをカウンセラーに言ったら「早く見るのやめなさい」といわれたがw
でもうつがだいぶ回復してきた今考えると「こんな生活を送っている人」もいれば、そうでなく「ゆったりとした生き方をしている人」もいるだけ。
一部分だけみて全てのひとが意識高い系生活を送っているわけではないことに気づくことができた。
なので今では「こういう考えもあるんだ」と思ってマコなり社長とか意識高い系を見る。
あくまで軽い気持ちでみることが重要。
正直モーニングルーティン動画は面白い。
ちなみに休職中に助かったYouTuberは精神科医の樺沢紫苑さん
樺ちゃんねるのおかげで朝散歩を心がけるようになったし、精神病の観点から色々なことをアドバイスしてくれるのでためになった。
あ、あと界隈の英雄イケハヤはうつ病が回復してくると芸人に見えてくるから、それを基準にして寛解と判断するのもいいかもねw*1
2. 家計を見直す
傷病手当金で収入が減ってしまった => お金を貯めるには家計を見直そう
と思って初めた家計簿チェック。
そしたら、収入が減っている事実、貯金が溜まっていない現実を目の当たりにして暗くなってしまった。
そりゃそうだ、給与より傷病手当金のほうが絶対低いんだし、
絶対に負ける勝負に挑んでいるようなものだ。
勝ち目のない勝負からは逃げるしかない。
そして病気が寛解してきたら、また戦えばいい。
そう思うとお金のことを考えられるってだいぶ精神が安定しているときなんだなあ。
あと、傷病手当金をもらってよかったことは
年収にカウントされないので翌年の住民税が安くなる(はず)。
必ずしも悪いことばかりではない。
3. 転職活動をする
休職していたある日、いきなり自分の会社にいらいらが止まらなかった。
そしてこの会社にいてはダメだと思って転職サイトに登録した。
すると直後に電話がかかってきて、一度面談してほしいと言われた。
確かに転職に興味があった。
が、そこまでガンガン言われて焦って就職する気はしなかったので断った。おそらくいい結果にならないし。
そんで残ったのは電話に大量の通知と、勧誘メール。処分するのに時間がかかっただけだった。
あとTwitterとかでよく見るけど、自由な生き方、フリーランスなら儲かるよとか言っているやつに感化されて退職するのもダメね。
普通に考えて儲かる方法を人に教えるわけがない。
というか自分の管理ができず、限界を勘違いしてうつ病になった人が、自分のこと管理しないといけないフリーランスになったら人生崩壊だろうに。
まずはもとの場所に戻るってのが先決。
環境の変化っていうのはストレスになるし元も場所に戻ろう。
4. 建売住宅を見に行く
私が復職中に行ったもので最大のミスはこれ。
妻が家が欲しいということで話を聞くだけならいいかーと思い建売住宅を見に行った。
そしたら営業がガンガンお金のこと(家は資産だとか、住宅ローン組めば家なんて買えるとか)を言ってきて、過去最高に精神的に疲れた。
ただでさえ病気で見知らぬ人と話をするだけでも辛い(頭がぼーっとしてくる)のに
資産とかローンとか現実的な金の話をしてきて疲れて疲れてたまらなかった。
うつ病にお金の話をするのは絶対にダメ。
そんな辛いお金の話をガンガン聞かされて帰る頃には精神が疲弊していた。
ちなみに家の内容は全く覚えていない。
5. まとめ
仕事のことは考えない。
お金のことは考えない。
将来のことは考えない。
この3つのことを徹底的に守れば、うつ病は良くなるはず。
あとは睡眠と食事と運動をすれば完璧かと。
闘病中のみなさまに、この経験が少しでも役立つように。
*1:イケハヤはマコなり社長を超えて界隈で残り続ける英雄