まろブログ

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【日向坂 ヒット祈願 チアリーディング 感想】少女たちは傷つきながら、夢を見る

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日向坂46の5th シングルヒット祈願。

 

みんなの頑張る姿に励まされて、僕は心を動かされた。

 

しかしそれと同時に僕は日向坂46というグループにゾッとした。

このグループは恐ろしい化け物を抱えて始めていると。

 

 

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シングルヒット祈願の内容は1ヶ月くらいチアーリディングを練習し、

生配信一発勝負で披露するという内容。

 

結果は賛否両論なところもあるが、

1ヶ月という短い期間でよくここまで完成させてくれたと思う。

 

それと同時にこのグループが恐ろしいものだということに気づいてしまった。

 

メンバーが頑張るほど心も身体も消耗される。

一方、そんなことお構いなしに進みつづける日向坂。

 

多少の犠牲なんぞ気にしない。

そんな化け物がこのグループに取り付き始めている。

 

その怪物の姿はまるで絶頂期のAKB48に宿る悪魔のようだ。

 

 

1. 悪魔が取り付いたAKB48

最初にAKBについて語る。

 

1.1 AKB48の快進撃

2010年~2012年にAKBの快進撃が進み絶頂期を迎えた。

 

AKB48について説明すると、2008年に結束。

"会いに行けるアイドル"をコンセプトとして握手会を広めた。

 

そんな斬新なコンセプトがヒットしたのか

AKB48は「国民的アイドルグループ」と言われるくらいまで成長した。

 

2011年はAKBのまさに絶頂期であった。

 

ミリオンヒット連発し

テレビを見ると必ずどこかしらにAKBのメンバーがいる。

 

CDを買ってファンに投票を促すという総選挙も盛り上がっていた。

今では考えられないが

この総選挙がゴールデン帯にテレビで放映されていたくらいだ。

 

最盛期のAKBの活動は幅広い。

 

震災復興支援、被災地でのライブや握手会。

日本中を沸かせた総選挙。

西武ドームでの大型ライブ。

研究生グループのチーム4が発足、グループが更に巨大化。

じゃんけんで選抜を決める大会を実施。

劇場公演、テレビ出演活動、グラビア撮影、ドラマ収録、週末には握手会などなど。

 

様々なことを行って2011年の芸能業界を盛り上げた。

震災後でもあり日本を明るく活気づけてくれた。

 

僕の話をすると、2010年からAKBのファンになっていた。

斬新な企画や曲、そしてメンバーの熱意に心が奪われてしまった。

 

そして2011年にはとうとう劇場やライブにも行くようになった。

 

印象深いのは推しメンの柏木由紀が2011年の総選挙で3位に輝いた時。

あの頃は本当に幸せで今でも覚えている。

 

しかしファンになりたてのこのときには

AKBの持つ闇の一面に僕は気づかなかった。

 

AKBの真の姿はドロドロしていて悪魔みたいなグループであると。

 

 

1.2 AKB48というブラック企業

AKB48ブラック企業だ。

ブラック企業では会社員をこき使わせて会社の利益を上げる。

 

AKBも同じ。

震災復興支援、テレビ出演、総選挙、握手会など。

あらゆることを行ってグループを盛り上げていく。

 

しかしメンバーの体力、精神力には限界がある。

全部のことを行うなんて通常は不可能だ。

 

それでもAKBというグループはメンバーを限界を超えてまで働かせた。 

そんな中で少女たちは傷ついていく。

 

とはいえグループは止まることなく前に進んでいく。

その一方でメンバーはライブで体力疲弊し、総選挙で心が消耗される。

 

そんな重労働な状態がうまくいくわけがない。

オーバーワークだとどうしてもライブや劇場、握手会などのコンテンツのクオリティが下がる。

 

握手会でもずっと立つことができず座ってしまう人。

ライブでは練習不足のため、ワンコーラスしか歌えない。

劇場に選抜メンバーは出演しなくなる。

 

そこまでしても、メンバーの負担が減ることがなかった。

いつTVをつけてもAKBが出ている状況。

いつ休んでるのかが不思議になるくらいだ。

 

当時 2011年のAKBの活動をまとめた映画がある。

この映画でも彼女らがブラック企業に所属していることがわかる。

 

www.youtube.com

 

メンバーの一人、渡辺麻友は映画でこう言っている。

「いつの間にか大きくなってて、自分の知ってるAKBじゃなくなっている」

 

AKBはいつの間にか怪物になっていた。

もうだれも止めることのできない。

 

その化け物の中で心も身体もボロボロになりながら

少女たちは前を進んでいく。

 

2012年、そんな傷だらけの状態で

ついにAKBはターニングポイントを迎える。

 

1.3 そしてAKB48の衰退へ

2012年3月。

あれは忘れもしないSSA公演のとき。

僕は会場にいた。

 

メンバーの移動が少なく、フォーメーションがない公演。

みんな忙しすぎてライブに力を注げないのだろう。

 

クオリティが高いとは言えないライブだ。 

昔僕が好きだったAKBとはまるで違う。

そんな姿を観るたびに僕は悲しくなり、心が離れていった。

 

そして前田敦子の卒業発表。

中心メンバーが居なくなるということで唖然とし、僕の心は瓦解した。

 

更に追い打ちを掛けたのが

当時の最新シングルである。

 

youtu.be

 

明るい曲調のこの曲。

だけど僕はこの曲を聴くと、切ない気持ちになる。

AKB凋落を思い浮かべるからだ。

 

この曲ではAKBメンバーが生バンドスタイルで披露する。

 

でも、当時のAKBの活動からはバンドを組むなんて無理なんだ。

スケジュールが埋まりすぎて、内仕事のライブすら上手くいく状況ではない。

そんな自体ではバンド活動に割く時間も体力もないことは目に見えていた。

 

そんな無理な状況のなかでも、必死に彼女らはもがいていた。

僕はこんなぼろぼろな彼女らを観るのが悲しい。

と同時にその彼女らを傷つけていくAKBというグループが怖くなった。

 

そして僕はこのグループのファンを退いた。

前田敦子の卒業とともに。

 

ファンとしてこれ以上辛い現実を見つめたくなかったのだ。

 

 

2. 日向坂46の現状

そんなAKBの絶頂期の姿と最近の日向坂が重なっているように見える。

ここからは日向坂について語りたい。

 

2.1 不安がよぎる日向坂46

テレビで1日に1回は日向坂メンバーを見ている気がする。

またドラマも収録し始め、個人の活動も増え、

着実にアイドルとして活躍の場を増やしている。

 

これだけ聞くといいことのように思える。

が、僕の頭には不安がよぎる。

 

メンバーの休養が多すぎるのだ。

 

2020/9月には松田好花が休養

2020/11月には宮田愛萌が休養

2021/3月のライブに富田鈴花が欠席

 

そして今回のシングルヒット祈願の前には

佐々木美玲が休養に入った。

 

最近の配信やライブなどで全員揃ったことがない。

必ず誰かしら休んでいる。

 

AKBは100人を超える大所帯だ。

だから少しの無茶もメンバーが踏ん張ることでグループは持ちこたえた。

 

しかし、日向坂はたった22人しかいない。

AKBと同じ仕事量をこなそうとすると

メンバーひとりひとりの負担が大きすぎる。

  

休養が重なる中行われた今回のヒット祈願。

僕は心配だった。

 

チアリーディングを1ヶ月でマスターすること。

忙しすぎる彼女らにとっては負荷がでかすぎる。

 

だけど今まで数々のピンチを乗り越えてきた彼女らならきっとなんとかしてくれる。

僕はそう信じていた。

 

 

2.2 「君しか勝たん」センター加藤史帆 

今回の5thシングル「君しか勝たん」のセンター加藤史帆

 

marokoron.hatenablog.com

 

この記事でもちょこっと述べたが相当優秀。

 

その有能さはチアリーディングでも認められ

一番の大役 バク転をする役という重大ポジションも務めた。

 

そんな豪腕な彼女だからこそ、仕事には引っ張りだこ。

日向坂のグループ内でもトップクラスの忙しさを誇る。

 

が、それにしてもヒット祈願前はオーバーワークに感じた。

そのヒット祈願前日 5/25 火曜日のスケジュールがこれ。

 

 

  

 

テレビからラジオ、始球式までつとめる。明らかにオーバーワークだ。

朝から晩まで働き続けてまともに仕事できないだろう。

SEと同じくらい、いやそれ以上に動き続けていた。

 

そして次の日、加藤史帆はバク転を行った。

疲労困憊の中、見事にバク転を決めてくれた。

それをみて感動を覚えた。

 

しかし、チアリーディング全体が終わったとき、

辛そうな顔を彼女はしていた。

 

本人的には辛かった部分があっただったんだろう。

体力も限界なんだろう。

チアを観てるこっちが応援してしまうくらいに。

 

このとき僕は思ってし、あった。

日向坂もとい、加藤史帆

あの頃のAKBが抱えていたのと同じ怪物に足を囚われてしまったのかと。

 

 

3. 膨大な夢に押し潰されないように

最近の日向坂、特に加藤史帆を見ていて僕は怖い。

このままだと、あの頃AKBに取り付いた化け物にもう一度出会ってしまう。

そう考えると心が不安になる。 

 

TVには一日中出続け、体はボロボロに。

総選挙で心が消耗される。

少女たちを傷つけられていくあの頃のAKB。

 

それと同じ運命を日向坂がたどってしまうのだろうか。

 

そして加藤史帆

AKBのセンター前田敦子のような洗礼を受け、

悪魔に襲われてしまうのだろうか。

 

あんな風に心がすり減らされていく少女たちを僕はもう見たくない。

 

だから運営でも良い。神様でも良い。

彼女ら、日向坂を全力で守って欲しい。

 

テレビで毎日観られなくてもいい。

ミーグリを休んでしまっても良い。

ただ本人たちが毎日幸せに体を丈夫に過ごして欲しい。 

 

そういうことを僕は願っている。

 

そしてセンター加藤史帆

今回のヒット祈願は本当にお疲れ様。

かとしの頑張りにみんな励まされているよ。

 

そんな加藤史帆に僕が求めるもの

それはこのPVと同じだ。

 

真面目ながらも笑いを与えてくれる。

話すとへにょへにょしてる。

そんな加藤史帆が僕は好きだ。

 

だからこんな形で消耗させることで

そんな彼女の未来を奪わないで。

 

youtu.be

 

膨大な夢に押し潰されないように。

 

日向坂というグループがこれ以上怪物にならないように、

犠牲者が出ないように僕は祈り続ける。

 

たとえ日向坂のメンバーだれか卒業するとしても

そのときは、明るく前向きで自分の夢を探しに行く

"最初のうさぎ、ファースト・ラビット"にいてほしい。

 

 

追記

後日、加藤史帆のブログみて安心した。

何よりみんな怪我がないことが一番良かったところ。

www.hinatazaka46.com

 

 

更に追記 

この記事をより知りたい人は

2011年のAKBの激動をまとめたこの映画もぜひ見てみてね。

 

当時のAKBを知っていればより楽しめると思う。