まろブログ

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【おすすめ本】図解 アンガーマネジメントの感想・要約

怒ってしまって後悔や怒れなくて不満を抱えている人は多い。

 

そんな方にオススメしたいのが

「いつも怒っている人もうまく怒れない人も図解アンガーマネジメント」という本だ。

表紙からしてわかりやすそうである。

 

 

 

 

 

では感想を書いていく。

 

 

 

1. まず初めに

アンガーマネジメントというのは以下の通りである。

アンガーマネジメント(Anger management)とは、怒りを予防し制御するための心理療法プログラムであり、怒りを上手く分散させることができると評価されている。

アンガーマネジメント - Wikipediaより引用

 

後悔しない怒り方を理解したり、

怒りをコントロールすることでストレスを減らしていこうということである。

 

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この本は5つの章からなりたっている。

 1. アンガーマネジメントとは

 2. 怒りの特徴

 3. 怒りのとらえ方

 4. 怒りの扱い方

 5. 怒りの対処法

 

個々の章はほとんど独立しているので

興味のある章から読んで良いだろう。

 

 

2. 感想

図が多く本としてかなり読みやすい。入門編としてオススメできる。

情報がまとまっているので目次をざっと見るだけでも、大体の内容がわかる。

 

この本では

 ①怒りについて知ること

 ②怒りの対処法

この2つを重要視している。

 

①怒りについて知ることの内容だが、

怒りは6秒間しか持続しないや、上から下に怒りは伝染していくなど

性質について書かれており興味深い内容だった。

 

相手がこの行為は怒らないけど、

この行為を取った時には怒るといった

「怒りの境界線」を決めておくことは非常に役に立つ。

相手に怒りのラインを教えたり、自分が怒りの境界線を明確にすることで

無駄に怒るエネルギーを消費しないで済むと感じた。

 

ただ途中に「やってはいけない叱り方」みたいな内容が書いてあったのが残念だった。

私は上司から叱られたため、常日頃イライラしている。

 

そのような怒りをコントロールできない人が

「やってはいけない叱り方」のところを読むと

またイライラしてしまった。

正直この部分は飛ばしたいと思った。

 

だが、最終章に書かれている

②怒りの対処法はすごくためになる。

この本では23の方法が書かれており、

何かしら自分に合った対処の仕方が見つかるだろう。

 

特に怒った内容を文章に書いたり、

記録したりすることが重要なことだと気づいた。

 

Twitterとかブログをやっている人は

ネットにちょっと愚痴を吐いてみるだけでも違うはずだ。

 

 

3. まとめ

読むべき人と読まないほうがいい人がいるので分類した。

 

読むべき人

 ・怒りで後悔している人

 ・言いたいことを相手に伝えられなくて心に不満を持っている人

 ・怒りを理解しうまく付き合いたい人

 

 

読まないほうが良い人

   ・すでに怒りが憎しみや復讐心に変わっている人

 

    本を読んだ時点で以下の怒りを持っているひと

 ・強度の高い怒

 ・持続性がある怒り

 ・頻度が高い怒り

 ・攻撃性がある怒り

 

 

こういう怒りをコントロールしづらい人は

落ち着いてから読みなおすことをお勧めする。

そして、まず読むべきページは第5章の怒りの対処法からでいい。

 

 

 

しかしながら、図がわかりやすく理解もしやすいので

この本はオススメしたい。

 

今イライラしている人も怒りをうまく取り扱ったらでいいので

少し手に取ってみてはいかがでしょうか。