「明日できることは、今日やるな」の本質的な意味
明日できるってことは緊急じゃなく今日する必要はない。
そして今日は今日しかできないことをするべきである。
最近
「明日できることは、今日やるな」
この言葉に救われている自分に驚いたんだよね。
誰の言葉かわからないが
もともとはトルコのことわざ。イタリアやスペインでも語られてる仕事術。
マニャーナの法則 明日できることを今日やるなでも書かれている。
元2ch (にちゃんねる) 管理人の ひろゆき氏 座右の銘・名言・格言だ。
一見すると、なんか消極的に聞こえるこの言葉。
というのも、日本の意識高い系の間では
こういうことわざや言葉が一般的である。
意識高い系が好む言葉
善は急げ
明日やろうはバカヤロー
今日できることは明日やるな
どうせやるんだから「明日やろうは馬鹿野郎」のほうが納得！
やることを後回しにするな！！
落ち着いて！
なぜ僕が「明日できることは今日するな」が大事だと思う理由について詳しく説明するよ
1. 今日できることは明日やるな
この言葉について
かつて僕も意識高い系のマインド持っていた人間だったからわかる。
善は急げ
明日やろうはバカヤロー
今日できることは明日やるな
これらの言葉に感化されていた。
人生は短いんだから、
やりたいことを今日やらずに死んでしまうね。
亡くなる前にやらないと後悔することもあるかも。
でも僕は気づいた。
こういう言葉には落とし穴がある
「行動派」の考えって優先順位が抜けているんだよね。
優先順位？
何を先にやるのかというのを決めるのが優先順位という考え方。
というのも1日は24時間しかない。
仕事で8時間、睡眠で8時間
食事をしたり、お風呂にも入る必要がある。
そう考えると普通の一般人の自由時間ってのは
8時間にも満たない。
その8時間のなかで物事をやらないといけない。
そんななか「今日できることは明日やるな」という考えでは
いくら時間があっても足りない。
今日できること
勉強
運動
読書
ネットサーフィン
ビジネス
テレビ
映画
音楽を聴く
オリンピックを見る
Youtubeを見る
Twitter
インスタ
TikTok
全部今日も明日もできることだ。
だからといって今日全部やっていたら時間がない。
最終的には睡眠時間削って
ご飯は手軽に
お風呂はシャワーで済ますようになる。
そんな不健康な生活でも全然時間が足りない。
かと言って何もやらないと
それこそ生きてるだけ無駄じゃね。
夏目漱石のこころ (新潮文庫)でも
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」って言ってたよ
いやいや
「何もやらないことが良い」と僕は言っていないよ。
優先順位を付けて優先的にやることを見つける必要があるんだ。
2. 明日できることは今日するな
優先順位付けるのは重要だという話はわかった。
だけど話を戻すと
「明日できることは今日するな」って何もやらないことを言ってるだけだ！！
そうじゃないよ。
「明日できることは今日するな」 というのは
優先順位をつけて「今しかできないことをやれ」ということだよ。
明日できることは今日しよう。
となると、色々なことできるのでキリがない。
一方で「明日できることは今日するな」と考える、
そうすると、今日しなければいけないことは今日しかできないことに絞れる。
今日締め切りの仕事があったらそれをやる。
それ以外の仕事は後回しでも良い。
明日でもできるから。
今日は晴れだけど、明日は天気が雨。
だから晴れている今日のうちに服を干す。
毎日スマホアプリのログインボーナスは欠かせない。
だから今日は必ずアプリを起動しないといけない。
オリンピックの試合観戦だってそうだ。
生放送の臨場感が味わいたいなら今日しか観られないこともある。
世界のいろいろなところには
今日も明日もできることと
今日しかできないことの2つがある。
そんな中今日しかできないことに集中して行う。
そんな優先順位付けすることが僕は大事だと思う。
3. 最後に
やりたいことをすべてやる
今日できることは明日やるな
これは理想論だと僕は思う。
全部やりたいことなんてできない。人生は短いからだ。
だから明日できることは今日やるな = 今しかできないことをやる
そう考えることで、やるべきことが決まる。
そして人生や仕事が楽に感じられるようになった。
アナタもぜひ試してはいかが？
おまけ
優先順位の付け方とかはエッセンシャル思考をオススメしたい。
またそれは別の話に。
